新書

ジョゼフ・デスアール, アニク・デスアール / 透視術——予言と占いの歴史

奇術の演出論的な興味から読んだ。あとがきによれば著者のジョゼフ・デスアールはそもそもが本業の"透視術師"なので、その実践に基づいたオカルト的な(あるいは超心理学的な)語彙で溢れてはいるものの、透視術(占いも含む)のカテゴリーや実際の事例など…

春日太一 / 時代劇はなぜ滅びるのか

図書館で借りて読んだ。申し訳ないがこれはちょっと買わなくてよかった。 時代劇の変遷をデータで分析・考察していく一章、二章は納得しながら面白く読んでいた。視聴者層を高齢者向けに絞り、若年層を切り捨てた結果が現在の時代劇の没落につながっていると…